【iPhone】強化ガラス製のiPhone用保護フィルムを使ってみた。

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皆様、お久しぶりです。
すっかりブログから離れた生活をしているretroです。
iPhoneと共に過ごす生活は相変わらずですが、ちょっと良いモノに出会えたので勝手気ままにエントリーでもしてみようと思った次第です。

iPhoneというよりは最近のスマートフォンのユーザー全般に言える事なのですが、表面が強化ガラスとは言えガラスで覆われている特性上、落下と衝撃による破損のリスクは常に付きまといます。
いわゆる「裸族」と呼ばれる液晶の保護フィルムやケースを一切使わない "強者" も多く知っているのですが、個人的にはiPhone 3Gからケースは常に買い、フィルムも定期的に購入し交換しながら今に至っています。
理想は僕も「裸族」です。(笑)

ただ、そうは言いつつもやはり落下のリスクは最小限に抑えたいですし。ケースそのものにも楽しみを見出したいので、ナンダカンダ言いながらiPhone 3G購入以降、約30個ほどケースは買いました。(笑)
保護フィルムもサードパーティー数社の製品も指名買いし使ってます。
幸いにも今までハードの故障はあっても画面が割れた等のトラブルは現在までありません。



そんな中ここ2年ぐらいでしょうか。
保護フィルムの中でもガラス(強化ガラス)で出来た保護フィルムが俄に注目を集める様になりました。
iPhoneでも使われているコーニング社製の「ゴリラガラス」を使った保護フィルムまで登場し、3,000円台後半という高価な代物にも拘わらず使っている人はなかなか多いそうです。

僕はその値段の高さから敬遠がちで今に至るまでPET素材のフィルムを使っていたのですが、機会があって僕もガラス製の保護フィルムを先週あたりから使っています。

今回はColorant製「USG ITG - Impossible Tempered Glass for iPhone 5」なるモノを入手しました。

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同梱物はフィルム本体x1、段差を埋める為のホームボタン(白、黒)x2、ファイバークリーナーx1、ホコリ取り用のシールx2となってます。

厚さ0.4mm表面硬度9Hという非常に硬質な強化ガラスで出来ており、フィルムの外周、通話口とホームボタンの穴のエッジ部分は「ラウンドカット」と呼ばれる角を丸くし衝撃からの抵抗力と指あたりがソフトになる様に加工しています。
厚さ0.4mmと聞くと薄く感じますが、この手のフィルムは普通のPET素材のフィルムと比べると厚さを実感出来る程なので好き嫌いがハッキリ分かれます。

さて、付けてみた感想なのですが表面に「指紋防止コーティング」というものを施してあるそうで表面はツルツルです。指滑りが非常に滑らかで長い事悩み事だったフリックの誤入力が軽減したというオマケ付きです。(個人差はありますが)
そして、指紋は確かに付くのですがあまり目立ちません。しかもクロスを使わなくても指でさっと落とせるのは少し感動すらしました。

ガラスフィルム特有の「厚さ」は確かに実感しています。
ただ、これは数時間使うとさほど気にならなくなり使ってるケースとの干渉具合にもよりますが、本来なら「裸」で使う事が理想な僕にとっては素で使っている感覚にもなり質感は明らかにPETフィルムとは別物です。

そしてラウンドカットされているのでiPhoneをケースに入れて使わない人にも指当たりがソフトで裸族の人にも一定の評価は期待出来るものと思われます。
僕は液晶面とケースとの段差があるケースを使っているのでガラスの段差自体が全く気になりません。

他のメーカーのガラスフィルムにも同じ効果が期待出来るとも考えられます。(SGP製とか)
ちなみにUSGシリーズにはラウンドカットされていない厚さ0.26mmの「SLIM」と呼ばれる製品もあるのですが、個人的にはラウンドカットされたこちらをオススメしたいです。(値段的には500円ほど違います)

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何気無い事ですが、PET製のフィルムは通話口は勿論、フロントカメラと近接センサー部分にも穴が開いている製品が非常に多く、見た目にもゴミが溜まるという観点でもウィークポイントと考えてました。
その点、透過率が非常に高い(98%)ガラス製フィルムはわざわざ穴を空けなくても機能を阻害しないので空ける必要が無いそうです。
小さい事ですがこの辺も非常に気に入ってます。(実際には貼ってから気付いた事ですが)



実はこのフィルムを1度交換しています。
材質が固いので柔らかいフィルムよりも貼りやすいという利点があるのですが、貼る時に入ってしまったホコリを取る為に何度かはがしている内に内側のシリコンの粘着が弱ってしまったようで上手く貼れなくなってしまったのです。
今貼ってあるのは2枚目です。(笑)
少し高価なフィルムなので上手く貼るには「覚悟」が必要かもです。
僕は扱いがある秋葉原の「SHOW CASE」の店員さんに貼ってもらいました。(この店員さん、何百枚と貼ってきただけあって職人みたいな手捌きでした。)
その交換した時に剥がしたフィルムをカッターの刃先で何度も傷を入れようとしたのですが全く傷が付かなかった事も合わせて書いておきます。
当然ですが、強い力が一点に集中して掛かると流石に割れてしまうそうですが、ポケットから落ちたぐらいの衝撃では割れた事はまだ無いそうです。(※効果を保証するものではありません)
ただ、高価なだけあって耐久性は非常に優れています。

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僕は最近、Belkin社製のケースを使っているのですがこのケースとの干渉は殆ど無く気泡が出来る事は無かったです。
PET製のフィルムでもゲルをラミネートして衝撃を抑えるというアイデア商品もリリースされていますが、強固な素材を使ってハードな使用にも耐えられるこのフィルムもなかなかオススメです。

もし興味はありがながらも値段の高さから購入に踏み切れなかった人にもオススメ出来る一品です。


▽扱い元はこちら
SHOW CASE

▽製品情報及びオンラインはこちら
USG ITG - Impossible Tempered Glass for iPhone 5
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【iPhone】iPhone 5を買いました

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深まりつつある秋、皆様如何お過ごしでしょうか。
季節に関係無くビールばかり飲んでるretroです。こんばんわ。

先日、Apple Store Ginzaで「iPhone 5」を購入しました。
機種変更で買ったのでSoftBank版White 64GBです。

Twitter等では「買う買う詐欺」状態だった僕のツイートでしたが、発売から約1ヶ月遅れでの購入と相成りました。
本当は当初購入予定では無かったのです。
それはまずそれまでの愛機が「iPhone 4S」だった事。
それと割賦契約で買っているのでまだ残債を1年残している事です。
それと「au」の存在です。
やはり通信品質ではSBよりは上というのは認めざるを得ないと思いますし、正直SBのロケの悪さにはほとほと困っていました。

ただそれを払拭する理由が1つありました。
それは...「LTE」です。
3G通信が一般的な日本では「4G」と呼ばれる次世代の通信規格ですが正確には「3.9G」です。
ただ2010年に国際電気通信連合が「4G」を呼ぶ事に許可を出しているので間違いではありません。

ココではSBM版のLTEの話をしますが、通信速度が下り75Mbps(一部のエリアでそれ以外は35Mbps)という高速通信が特徴でiPhoneでも早期の対応が待たれていた規格です。(日本ではバンド1に対応)



iPhone 5の特徴として画面が対角で4inchになった事により解像度が1,136 x 640ピクセルと大型化した事とApple A6(iPhoneでは1.2GHz稼働)を積んだ事で高速化したのが大きな特徴です。
ただ、現状、僕のiPhoneの使い方では正直iPhone 5が必要だったかというとそうでも無かったのですが、LTEの通信速度の速さを間近で体験してしまうと購入せずには居られませんでした。

発売直後に買った友人に見せて貰うとLTEを自慢される事が多く、まんまと口車に乗ってしまったのです...(笑)
ただ、まだSBMもiPhone 5発売でLTEを一般開放したばかりなのでそんなにエリアは広くありません。(SoftBank 4Gは除く)
でもエリアに入った途端高速になるのでこの為だけにiPhone 5へ替えたと言っても過言では無かったのです。
僕の生活圏の中ではLTEエリアに入ると大体15Mbpsから38Mbpsくらいでした。
トラフィック部分では心配な面もあるのですが今は非常に快適に使えています。

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色に関しては4Sに続き今回も白(ホワイト&シルバー)です。
僕の中ではApple製品は基本「白」なのです。
今回は黒(ブラック&スレイト)の方が人気の様でサイドベゼルまで黒く着色された外観は渋くもさえ思えるのです、僕は初心貫徹という事で見た目にはあまり変わりない白。
でもエッジを斜めにカットされたベゼルはどちらの色でも相変わらずの精巧な仕上がりを体験出来ました。

サイドのエッジ部分はアルミ製という事で衝撃にとても弱いです。
少しぶつけるだけでも傷や凹みが出来てしまうので、歴代iPhoneの中では1番扱いにくいのでは無いかと思いつつ、購入後暫定的に即ケースを購入しました。



インストールされているOSは「iOS 6.0」
先日リリースされたばかりの新OSですが、Mapの評判が良くないのでiPhone 3GSからサポートされているにも拘わらず敢えて「iOS 5.1.1」のままで使っている方多数という出だしの鈍いOSです。

ただiPhone 5ユーザーはこのOSを使うしか選択肢が無いので、何とか便利に使おうと便利なTipsをTwitterのフォロワーさんが教えてくれます。(ありがたいです)
僕、個人的にはMapはそんなに使っていないのですが、やはりスピードが速くなった分使い勝手が良くなった事を素直に評価したいです。

現在でも家電量販店では早くて2週間、遅い所では1ヶ月半待ちという所が多い中、平日のApple Storeではタイミングが合えば問題無く購入出来ます。
僕もその3日前の日曜日に購入するべくチャレンジしましたが、お目当てのiPhoneは僕の手前でSold...(しかも在庫が全部合わせて7台...)
丁度平日に時間を作る事が出来たので平日に買えましたが土曜日曜にしか時間が取れないと結構待たされた可能性があったので今回はラッキーでした。

SBMでは4Sから機種変した場合、SIMカードのサイズが変わったのとLTEが新規契約になるので4Sに入っているSIMカードが使えなくなるのですが、空のSIMカードに新たに電話番号を入れて安く使えるサービスがあるのですが、僕はそのサービスを利用しませんでした。
それは新しく生まれ変わったiPhone 4Sはサービスとは言ってもキチンとた契約になりますし、2年間の縛りがあるので、途中で解約すると当然違約金が発生します。
なので、4Sは完全に「高価なGPS付きiPod touch」という選択肢を選び、メインをiPhone 5に注力させる事にしました。

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他にも今まで慣れ親しんだ「30Pin Dockコネクタ」から「Lightning」という劇的な変化があったのですが、30Pinほど安定性が無い(ハード的に)ので少し不安です。
今のMacには「USB 3.0」に対応しているのにこのLightningは「USB 2.0」というのも引っかかる所ですが、純正品がもう少し普及してサードパーティからも製品が出る時にどこかのメーカーがアイデア商品を出してくれる事を期待してます。

まだ購入したばかりなので「レビュー」には程遠いですが、何か気付いた事があれば記事にでもしてみたいです。

製品情報
▽「iPhone 5」Apple

【カバン】FREDRIK PACKERSの「BIKE PACK」

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1年間迷ってようやくFREDRIK PACKERSの「BIKE PACK」を購入しました。

基本アウトドアアパレル好きでその枠に付随するカバンを狙って今まで50ほど購入してきました。
最初に買ったカバンは今ではお馴染みの吉田カバンの「ラゲッジレーベル」でまだ10代の初めの頃になります。
親に買って貰ったカバンでしたが、今でも大事にしまってあります。
そしてその当時ラインナップされていたカバンは今でもカタログにあるというのが吉田カバンの凄い所です。
余談でしたが、僕は基本「手ぶら」という事はまずありません。
財布や家の鍵。携帯を持ち運ぶというだけでも夏場はポケットには入りません。
なのでカバンは必然であり、一心同体です。

そんな訳でカバンはスニーカーと並んで僕の中ではライフワークみたいなものです。
それなりに拘りもあります。
そして革よりもナイロンが好きというのもクセもあります。
僕がアウトドア系のカバンで衝撃だったのは25年前に出会った「Gregory」のカバンです。(デイ、デイ&ハーフ、テールメイト、ランパールームetc...)
今はA&Fという日本での代理店がありますが、当時は代理店は無く個人輸入か買い付けをしている一部のショップで扱うのみでした。Patagoniaと同じ様なノリでしたね。

と、前置きはここまでにして本題へ。

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今回FREDRIK PACKERSのカバンをちょっとした伝手でBEAMSで注文したのですが、カタログ外のモノも注文してもらいました。(BEAMSの○○様、多謝です。)

ブランド自体は以前から知っていたのですが、Twitterのお友達との会話の中でFREDRIKの話に盛り上がり、悩んで居た所に背中を押される感じで急に購入に動いたという単純な発想の持ち主です。(笑)
今回購入したのはBIKE PACKのLサイズで「TAPE CUSTOM」というショルダーベルトが色付き(通常は黒のみ)のWebサイト通販オンリーのモノを買いました。
色はミントグリーン。汚れるのは覚悟でしたがちょっと変わったものが欲しかったのです。

変わり者ついでに書きますと、僕はある程度のカバンを買う時にちょっとした条件がありまして...
それはデュポンコーデュラの750デニール以上(BIKE PACKは1000デニール)、バックルとアタッチメントパーツは米ナショナルモールディング製もしくは米軍の納入メーカー製。(ミルスペック)、ジッパーはYKK(吉田工業)製の5コイル以上のジッパーかイタリアRIRI社製のジッパー。
カバンの内張は防水コーティングをしてあるかGOREメンブレンの処理を施してあるか、ライトウェイトPVC加工され、今で言うとゲリラ豪雨の雨の中でも透過して浸水しない事が条件です。

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一見、変態的な条件ですが、この条件をクリアするカバンは実は結構あります...
ただ、値段は横幅30cm以内のカバンでも2万円ぐらいが相場です。ちょっと高いです。
そんな中で、ハンドメイドがメインで日本製。色展開が実に豊富で、通常のラインナップはお値段もクオリティーからすると結構バリューという事で僕は数少ない日本のメーカーとしてブランド設立2009年、物作りの思想が一環しているフレデリックのカバンをリスペクトしてます。

ちなみに大型のフラップポケットにあるベルクロ(マジックテープ)は世界最高品質の日本製のパーツを使ってます。
使い続けてもベルクロナイロンが「玉」にならないのが特徴です。

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横幅は37.8cm マチ幅が20.3cm 高さが29.6cmでMacBook Proの15inchがケース入りですっぽり収まる横幅です。
iPadなら立てて、横に2台入ります。
実はココンちのカバン。Apple製品対応品も出してまして、iPad用の「BIKE PACK for iPad」というフラップ付きのインナーポケットがあるiPad専用品も出てます。

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製品の特徴であるナショナルモールディング製の「Dリングバックル」です。ショルダーベルトを片手で操作出来る事から、多くのメッセンジャーバックで採用されているバックルです。
類似したものだとAppleユーザーにはお馴染みのIncase製の大型バックにも採用されています。
このバックル、慣れると結構病みつきになります。

そして軽量化の為、メインルームにフラップが無いのでYKK USA製の5コイル(Sサイズ)10コイル(M,Lサイズ)の止水ジッパー(アクアガードのカスタム品)を採用していると思われます。

モノが届いた時に家で防水テストをしましたが、通常の雨程度では全く問題無かったです。


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基本、フレデリックのカバンは自転車乗りの為に作ってるアイテムが殆どです。(キッズパッカーズを除く)
そして2人の職人(バイク乗りでもある)が作っているとは思えない商品展開とクオリティーで僕はこのカバン以外にも他の種類のカバンもただいまオーダーをしています。

非常に人気があるカバンメーカーで正規ディーラーでも入手困難な状態が続いてますが、オンラインでの購入なら比較的入手は容易です。
もし「飽きが来ない10年使えるカバンが欲しい!」と思ってる方には是非ともオススメします。(本当はコッソリと使いたいですが(笑))

【Apple】AUGM TOKYO 2012に参加しました

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(画像はhttp://www.augm-tokyo.jpより)

去る、2012年9月8日(土)に東京・渋谷で開催されたAUGM(Apple User Group Meeting)TOKYO 2012に参加してきました。
東京は前日から雨が降ったり止んだりの不安定な天候の中、開催の頃にはすっかり晴れ間が広がってました。

過去2年前のから東京で開催される事は知って、お仲間さんに誘われていたのですが諸事情で過去のAUGMには参加出来ませんでしたが、今回2次募集があった事もあり仕事も休みという事もあってエントリーしてみました。

もう何年も付き合いのあるブロガーさんやTwitterやFacebookのフォロワーさんからも参加を喜んで頂き大変恐縮してます。
この場を借りて熱く御礼を申し上げます。m(_ _)m

渋谷という場所は僕にとってはそんなに大した場所ではありません。
昔からの遊び場でしたし、普段から買い物にもよく出掛けます。
ですが、この日だけはちょっと空気が変わってました。(僕的に)

前日には「林囓」の主宰者で最近は「伊勢志摩Appleユーザー会」でもご活躍のMetalさん、「猫とMacの日々」のみーけさん、そしてApple-Style 7周年の会でも話題になっていたオリジナルバンパーの制作者であるお馴染み「NewDesign」のみとさんとMetalさんのご友人さんとで「勝手前夜祭」をやっていたのですが、いつもの如く飲んだくれてました。f^^)

開催の渋谷は僕的にApple系イベントの大きな会という事もあり、いつもの渋谷とはちょっと雰囲気が変わってました。
どことなく緊張していたんでしょうね。(笑)




ITジャーナリストの林信行さんのスピーチで幕を開けた本会は出だしから盛り上がってました。



2回の休憩タイム(購買ブースタイム)を挟んで各ベンダーさん(詳しくはAUGMのWebサイトをご参照下さい)の商品紹介がメインという形になります。
個人的にはトリニティ株式会社、株式会社MJソフト、フォーカルポイント株式会社、有限会社アドプラス、アドビシステムズ株式会社のスピーチが面白かったです。
AUGMと言えばアドビ西山さんのスピーチの砕け具合が有名なのですが、今回も「コンじって」ばかりでしたね。というより手を抜いてましたね。(笑)

AUGMの購買で売られる各アイテムというのはAUGM限定で安く売られるものがあったり先行発売(今回は無し)があったりとこれを狙って参加される方も多いです。(僕のお仲間さんにもそういう方がいました(笑))
そして遠くから参加される方も多く今年は350人(1次募集、2次募集込みで400人)の参加者がいたらしいです。
僕の知る限りでは北は北海道。南は宮崎からわざわざ来られる方も居て、実際にお会いして挨拶させて頂きました。

本会自体は無料でエントリーさえすればどなたでも参加出来ますし、ハンディキャップがある方も参加出来る様に配慮されてます。
本会の後は同会場(渋谷・シダックスホール)で有料参加(5,000円)で懇親会も開催されました。(僕は不参加でしたが)
懇親会では「ジャンケン大会」が風物詩になっているみたいです。

遠方からの参加者さんも近場からの参加者さんも皆様お疲れ様でした。(^^)



ココからは「retroの独り言」という事で。

冒頭でも書いたのですが僕は今回が初参加でした。
僕にとってのメインはベンダーさんの製品の詳細を聞くという事ももちろん大事ですし良い情報だと思います。
なのですが、普段からSNSで会話をさせて貰ってるフォロワーさん、昔書いていたブログの読者さんと会って会話を交わす事が真の目的です。
なので、本会の中でもう少しそういう時間があっても良かったかなとは思ってます。
休憩もありましたし、途中退出も特に規制は無かったのでそれでも十分と言えば十分なんですけどね。f^^)

本来はApple系のイベントやユーザーズイベントというのはMacユーザーがメインで話もMacやiPod関連の話が多いのですが、今はそれに加えてiPhoneやiPadからApple製品を知ってTwitter等で友達が増えてそういうイベントに参加される方も多いと思います。
なのでもう少しそういうコミュニケーション的な所にフォーカスした時間もあったらなって思いました。
※あくまでも僕の感想です。

でもAUGMと言えばその方面では知名度のある有名なイベントですから遠方からわざわざ来られる人達が居てそういう人達にお会い出来るって凄く感謝すべき事だと思います。
今後もこういうイベントには出来る限り参加したいと思います。(^^)

【Mac】iTunesを起動する度にパスワードを求められる問題

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上の画像の様なダイアログを見た事がある方は実に多いと思います。
現にAppleのディスカッションボードにも多くの悩みを抱えた方のスレッドをよく目にします。

▽「毎回パスワードを聞かれて困っています」Apple サポートコミュニティ

Snow Leopardの頃、iTunesが10になってから僕はこの現象に悩まされてきました。
当初は「iTunesのバグ」と聞いた頃があったのですが、アップデートで一時的には解決するものの、数日するとまたパスワードを求めてくれるのでいい加減ウンザリしていたのですが、解決に向けて一歩前進したので記事にして見ました。

賛否両論あるものの、不必要にユーザーの操作をさせないところがOS Xの長所なのにこれでは台無しです。
という訳でOS Xの再インストール以外で出来る事は何でもやってみました。

1. iTunes上での「コンピュータの認証」の解除と再認証

2. iTunes Storeへログインし「警告のリセット」の実行

3. ユーザー、システム、カーネルのキャッシュを削除

4. SafariのユーザーキャッシュとWebサイトデータの削除

5. iTunesの再インストール

6. 1日毎のルーターとAirMacの再起動

7. PRAMとSMUのリセット

8. Apple IDに紐付いてるキーチェーンの検証修復と再構築

9. Apple IDに紐付いてるiTunes、iPhone、iPadの自動ダウンロードの無効化

10. アクセス権の検証と修復(Lion上でリカバリから立ち上げての検証も実行)

ざっと覚えてる限りでは以上の事をやってみました。
でも解決はしませんでした。
一度Macを立ち上げてiTunesを立ち上げると立て続けにパスワードを求めてくる事もあり、全くウンザリでした。
iTunesのサポートにメールをした事もありましたが、根本的な解決にはならなかったのも残念です。



そんな状態だったんのですが、実はとある事をしてからこのダイアログが出なくなったのです。
何をしたかと言いますと「Spotlightの再構築」でした。

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SpotloghtはMacにあるファイルを素早く検索してくれるので大変便利なのですが、度々トラブルを起こす事もあり、Lionが出始めた頃はSpotlightのプロセスである「mdwoker」によく泣かされました。(10.7.3で解決済み)
そしてこのSpotlightのプロセスが度々悪さをする事を思い出し、Spotlightのインデックスを作り直す事にしたのです。


そこで使ったのが定番のメンテナンスAppである「OnyX」です。
いつもお世話になってるOnyXなのですが、インデックスを作り直すとファイルの量にもよりますが、僕の環境ではインデックスの再構築に30〜40分掛かるので普段はあまりしないのですが、これを実行。

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ただ、そのSpotlightが本当に直接関係あったのかは未だに分かりませんし無かったかもしれません。
ひょっとしたらSafariの「Webサイトデータ」をiTunesと共有しているのかもしれないですし、記事を書いておいてこんな事を言うのもアレですが、Safariを立ち上げてすぐさまリセット(Webサイトデータ削除のチェックボックスにはチェックを入れてる)させてからiTunesを立ち上げるとパスワードを求められます。そしてSafariのWebサイトデータには「apple.com cookie」という項目が出てきます。(SafariからはApple関係のサイトを閲覧していなくても...

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そんなこんなで今の所は様子見の段階ですが、iTunesで自動ダウンロードを無効にしているにも拘わらずこのダイアログが出る事は無くなりました。
もしまだ解決していないという方が居ましたら1つの手段として参考になれば幸いです。

【Mac】OS XからiTunesを削除する方法

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暑い毎日が続いてますが皆様如何お過ごしでしょうか。
毎日ビールが飲みたいと願うretroでございます。

Mountain Lion(10.8)も出て皆さん使っていると思うのですが、僕の環境は今更のLionです。(笑)
さて、そのLion(10.7)になってからなのですが、iTunesがアンインストール出来なくなってしまったのです。
まぁ、謹製Appを守る、もしくは間違って削除しない様にだとは思うのですが、今まではApp単体をゴミ箱にポイっと出来たのですが何故か出来なくなってしまいました。

iTunesdelete


僕はバージョンアップが出た際はソフトウェアアップデートから上書きで入れるのでは無く、旧バージョンを捨ててゴミ箱を空にしてから新しいバージョンを入れる様にしてます。

余談ですが、僕は日本語版バージョンのiTunesの「ジャンル」が日本語表示なのがイヤでリソースの中にある日本語版のローカライズファイルを英語版のジャンル表示をコピーして日本語のローカライズにペーストして使うというちょっとクセのある使い方をココ数年しています。



そんな使い方をしている僕なのですがiTunesを立ち上げる度にパスワードを求められるトラブル(?)に悩まされてまして...
自動ダウンロードを切ったりと色々とやってみたのですが、未だに解決してません。
そういう意味でもトラブルになった時はアクセス権を見直したり、Appを入れ直したり環境を再構築したりと出来るトラブルシューティングはあるのですが、Appをアンインストール出来ないとなるとこれはこれで困ったものなのです。

でも削除出来る方法はあります。
実際にやってみたので何かの参考になればと...

iTunesinfo

・Finderから操作

1. まず、アプリケーションフォルダにある「iTunes.app」を「command+I」かアイコン上を右クリックで「情報を見る」を選択すると上の画像の様に表示が出ます。

2. 情報ウインドウの右下にある鍵アイコンをクリックするとパスワードを促されるので入力。

3. 鍵が開いたら「共有とアクセス権」の項目にある「everyone」の項目が「読み出しのみ」になってると思うのですが、これを「読み/書き」に変更して再度鍵アイコンをクリックして鍵を掛けます。

4. 情報ウインドウを閉じて、iTunes.appをゴミ箱に入れて削除出来ます。

これで削除出来るはずなのですが、僕の環境では出来ませんでした。
カスタムアクセス権というのが邪魔しているのでしょうか。

これで削除出来ない場合はいつもの相棒「ターミナル」を使ってコマンドラインから削除します。
ひょっとしたらこっちの方が簡単かもしれないです。(笑)

・コマンドラインから操作

方法は以下の通りです。
まず、ユーティリティフォルダにある「ターミナル.app」を立ち上げます。
そして下のコマンドを入力してenterキーを叩いて下さい。(下のコマンドラインをコピペするだけでもOKです)

1. iTunesを強制終了します。普通に終了させるだけでもOKです。

killall iTunes


2. iTunesの内部プロセス「iTunes Helper」を終了させます。
昔はこのプロセスを走らせない様にする事が出来たのですが、今は出来ないみたいなのでこれも停止させます。
アクティビティモニターからプロセスを終了させても良いのですが、一応コマンドを。

killall "iTunes Helper"


3. そして本丸のiTunesを削除します。
今のiTunesは数百メガあるので削除が完了するまでに数秒掛かると思います。

sudo rm -rf /Applications/iTunes.app/



以上で終わりです。
当方試してないのですが、Appのアンインストールを補助するApp(AppCleanerやAppDeleteなど)でも出来るかもしれないのですが、僕はこの方法で削除してiTunesを再インストールする事が出来ました。

あとはAppleのサイトから現行のiTunesをDLして再インストールすれば完了です。
何かトラブルがあった場合は設定ファイル(.plist)やロックファイル(.lockfile)、ライブラリの再構築で改善する場合もありますので、是非ご参考に。

なお、当方は試してませんが、Mountain Lion(10.8)でも使えるやり方だとは思いますが、試される際には自己責任でお願い致します。(一応、言っておかないとと...)
ちなみにiOSデバイス(iPhoneやiPad)やiPodを使っている方はiTunesがバックアップをしているので、iTunesを削除したままにしないで、必ずiTunesを再度インストールして下さい。
iTunes.appを入れ直しただけでは設定等は変更されませんので、ご安心を。


iTunes - Apple

記事参考
Delete iTunes in Mac OS X 10.7 Lion - OS X Daily

【Mac】USBメモリも快適に

diskaid

近年、USBメモリを使う事が増えました。
昔は「シリコン」なんて言い方をしてましたが今はそんな言い方はしないみたいですね。
僕も少ない容量のUSBメモリが何個か転がってます。
ですが、元々はDVDメディアを使ってファイルのバックアップに使ってました。
でもここ数年はUSBメモリやSDカードの値段がかなり安くなっているのでUSBメモリを使った方がお手軽なのと持ち運びも容易なので僕もすっかりUSBメモリ派です。(こうして光学ドライヴを使わなくなっていくのですね...笑)

さて、今回USBメモリを新調したのは「OS X Mountain Lion」のインストールディスクを作るのが目的だったのですが、現状Lion環境で使っている一部のAppのアップデート待ちという事でまだMountain Lionにはしてません。
メイン機であるiMacもギリギリのサポート状態なのでMountain Lionを入れるのが良いのかどうなのかという問題もありますが...



さて、こうして買ったUSBメモリなのですが、買った時の状態でも今のOS Xではそのまま使う事が可能なのですが、Macユーザーたるもの「フォーマット」をして使いたいものです。

殆どのUSBメモリ、買った状態では「FAT32」という形式でフォーマットされています。
一般的には「Windowsフォーマット」と呼ばれている形式です。
OS Xでは記憶ですが10.3か10.4かでこのFATフォーマットをサポートしているのでそのままでも支障は無いのですが、僕はMacユーザーにはお馴染みの「HFS+フォーマット」で使ってます。

というのも、このHFS+フォーマット。
FAT32よりもHFS+の方がHDD(HFS+化されたMacの内蔵HDD)からHFS+にフォーマットされたUSBメモリへのファイルのコピーが30%、その逆では50%高速化するようです。
近年発売されているUSBメモリには高速化させる為のチップが入っているモノもあるので、この限りでは無いのですが、ファイル形式が同じの方が高速なのでは無いかと思う所もあります。

※またWindowsのみでUSBメモリを使う場合は「NTFS」という形式でフォーマットすると高速化出来るみたいです。

Appleが標準で採用しているこのHFS+というファイル形式はファイル破損防止機能というのもオマケに付いてます。
そして大容量のファイルを書き込む場合も良いみたいですので、Macユーザーの皆様は是非この形式を使いましょう。



さて、では実際にフォーマットをしてみましょう。

diskutilities

アプリケーションフォルダの中に「ユーティリティ」というフォルダがあります。
その中に「ディスクユーティリティ」というAppがあるので立ち上げます。
Macにメディアが挿してある場合は画面左側に認識され、Finderにメディアが出てくるはずです。

1. メディアが認識されればディスクユーティリティのウインドウ左側に認識しているメディアが出ます。

2. パーティションを選択します。「消去」でも良いのですが、最初はパーティションを仕切り直すという意味合いで僕はこれを使っています。

3. フォーマット形式を選択します。HFS+にする場合は「Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)」を選択します。※ 記事の最後に追記があります。

4. フォーマットの上に名前を付ける項目があるので自分の好きな名前を付けて「適用」をクリックすればフォーマットが始まります。

あと、パーティションの項目の下部に「オプション」というのがあるのですが、ここで「マスター・ブート・レコード」という項目を選択するとWindows互換でファイルを読ませる事が出来ます。
Mac用に起動ディスクを作る場合は「GUIDパーティションテーブル」を選択します。

以上です。
これでMacでも完全互換で使えるUSBメモリが出来上がります。
既にユーザーの方には当たり前の知識ではあると思いますが「Mac買ったけど訳分かんねぇゼー」という方に見て貰えれば幸いです。(笑)


▽追記
今回はフォーマット形式を「Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)」で作成しました。
ただ、特別な意図が無い場合は「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」で使う様にして下さい。
例えばMacの内蔵HDDをフォーマットする場合やUNIXシステムを動かす時は「大文字/小文字を区別」でフォーマットするとファイルを読み込め無い場合があるのと、ADOBE製の一部のAppが使えない事があるそうです。

記事中では「Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング)」という事で記事を書きましたが、「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」で使った方が良いとの事ですので、加筆させて頂きました。
要するにデフォルトという事です。訂正させて頂きました。

【私話】無題

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今日は敢えて「無題」という事にさせて頂きます。

僕、昔からそんなに友達が多い方では無かったので音楽や趣味が友達みたいな所がありまして。
部屋では延々と音楽が流れてたりしてた訳です。(今もですが)

特にスピーカーから流れてくる音楽と会話が出来る訳では無いですし、当然何かを答えてくれる訳でもありません。
ただ、好きな音楽を延々と垂れ流してたのです。

小学生の頃に洋楽にショックを覚えてから手当たり次第に聴きまくってそれなりに時代幅広く知る事が出来ました。
音楽好きの数少ない友達とお酒を呑めばネタは延々と続きます。(笑)
そうして趣味ばかり追いかけてきたので、それなりにネタの引き出しもあるので一部では朝まで呑む事から「ナイツ」というあだ名まで頂く始末です。(笑)

数々のご迷惑もお掛けしているのでこの場を借りて謝罪をと...



昔、音楽をやっていた事もあり「それなり」にですがそっちの話題も得意です。
なので、音楽の話のしている自分はとても楽しそうなんだろうなって思う事もあり。
つかみ所がある自分をちょっと褒めてやろうかなと思ったり...

ただ、音楽に限った事では無いですが、趣味方面の話ってある意味その人の「全て」が出ます。
ココでは音楽に限って書かせてもらいますが、自分のカラーが色濃く出る世界なので、人と話す時もそれが原因でけんかとまでは行かなくても不愉快な気持ちになったり、傷ついたりする事も時にはあると思います。

僕自身は、同じ趣味なら良いですが、基本相手の音楽の趣味にはあまり立ち入りません。
もしそういう機会があったら話好きではあるので色々しゃべりますが、相手が持っている領域を認めてから話をする様に心懸けているつもりです。

ひょっとしてその話の中に自分が興味を持つ事が出来るかもしれませんし、その逆も。
僕の理想はそうして見聞を広げて行くという事です。

自分が思ってる事や考えている事が全て正しいなんて思ってはいけません。
それは単なる「奢り」です。
でも、そういう事を分かった上でやっている人達も居ます。
世渡り上手なんでしょうね。

でもそれはそれで良いと思います。





何かなんのオチも無い話なのですが、音楽の趣味の論争や個人が好いている事を揶揄する事なんかを耳にする事があったりするのでそれが妙に悲しい事だなって思ったのが切っ掛けの記事でした。

僕にもあまり聴かないジャンルや得意では無い方面の音楽ももちろんあります。
でも、それらを否定してしまう事はその人からアイデンティティーを奪う事にもなるのでそれは凄く危険な行為だなと思ったりもするのです。

何と言いましょうか。
もっと認めあう事は出来ないものなのかなって思ったのであります。


以上


P.S : 上の画像は最近僕は贔屓にしている本です。おすすめです。

【iPhone】僕が「OneCam」を使い続ける理由

OneCam-SilentCamera

今現在、僕が使ってるiPhoneのカメラApp「一軍」はこのOneCamです。
そしてこのAppを作ってる作者であるAppleWalkerさんのカメラAppを「StandardCam」の頃から使ってるファンです。
もう3年半が経つのですね。
今回はそのAppleWalkerさんこと瀬戸さんへの応援の意味を込めて一つ記事でもと。



簡単に言うとですね。
僕がココでレビューなんてしなくても十分有名なカメラAppですし、フォロワーさんが多い瀬戸さんの事ですからAppそのもののレビューとか機能紹介とかは一切割愛させてもらって、以前瀬戸さんから伺った話を一つ。

以前、Macユーザーの集まりの時に瀬戸さんとお会いする機会がありました。
そしてその後、何度か個人的にお会いする機会がありまして、App制作の苦労話、希望、これからの展開などお酒を交えながら聞かせてもらった事があります。
縁というのはありがたいものです。

それは僕のような「へっぽこ」では想像も付かないような地味な作業と、いかにしてみんなに受け入れられるAppを目指しているかという苦労話を聞いて僕はそんな人柄が好きになった訳です。
気付いた事は機会があればお話したり質問したり、そしてそれに対して謙虚に答えてくれる訳です。
そんな事に魅力を感じてる訳です。


でもですね、やはりお金を出して購入する訳ですから使えなければ意味がありません。
そして制作する側の思惑通りに動く事、そしてその通りに使い手が操作出来る事。
この辺は僕ら「使い手」としては当然求める権利です。

今の所僕の環境では問題無く走り、撮った写真も特に問題があるようには思えません。

OneCamの初回リリースは2011年の3月4日。今日現在のバージョン(3.2.0)で30回目のアップデートという事で細かい修正と新機能の実装を繰り返してきた事は素直に凄い事だと感じてます。



ただ、悲しいかなApp Storeのレビューは荒れてます。
何もOneCamだけに留まらず、App Storeのレビューは無法地帯かの如く荒れます。
以前(今もあるのかな?)赤外線で撮ったものが透けるカメラAppなんてものがありましたが、iPhoneのカメラにはそんな機能は実装されていない訳ですし、そんな機能を持たせたAppも存在しない事も分かる訳で、そういうのはレビューでやり玉に挙がっても仕方が無いと思うのですが、多くのAppは詳細に記載されている通りの使い方が出来るAppなんです。

昔、書いていたブログで取り上げた事があったのですが、アップデートしたら落ちるとか立ち上がらないというのはごく稀に不具合を抱えたままリリースされてしまったAppもありましたが、基本は普通に走りますよ。(私感ですが)

そして僕はアップデートがあったAppや新規のAppを入れた場合に必ずやってる事があります。
それは「再起動」をする事。
これは必ずやってます。不幸にも調子が悪いAppがあった時はそのAppそのものを再インストール(キャッシュをクリアする意味でも)します。
多くはこれで解決します。
脱獄(Jailbreak)をしているiOSデバイス以外はApp同士で機能衝突(コンフリクト)を起こす事もありません。

App Storeで後ろ向きなレビューを書く前にまずはこれくらいの事はやって欲しいと思う今日この頃です。





ちょっと話は脱線してしまいましたが、僕が瀬戸さんのApp(今はOneCam)を使い続ける理由を一つ。

以前、瀬戸さんは僕にこんな事を言ってました。
「ねぇretroさん、僕のAppを立ち上げてシャッターを出来る限り連射してみて」
僕は高橋名人(古い)の如くシャッターボタンを連打してみせるのですが、全くAppが落ちないのです。
そうすると瀬戸さんは「ニヤリ」と。(笑)

「出来るだけ落ちないAppを目指してるんだよ」と軽い感じで言ってました。

その時からですかね、サッと立ち上がる。サッとフォーカスを合わせる事が出来る。サッと保存する。
僕にとっては今のカメラAppが持つ多くの機能は実はそんなに必要としていません。
でも、何と言いましょうか。車の基本性能である「走る」「止まる」「曲がる」みたいな感じで操作の根幹に関わる機能はちゃんと備えている事と、アップデートによる機能改善と新機能の実装を小まめにやってくれるその姿勢は使う側として安心感みたいなものがあり、僕にとってはそんな意味もあって今も贔屓に使ってます。

ちなみに他にも使ってるカメラAppはあります。
ですが、撮る用のApp、撮った後で加工するAppという棲み分けがハッキリと分かれる使い方をしているので、撮るだけだったら僕はOneCamのみで僕の欲求は満たせるのです。

ちょっと言葉は荒いですが、最高のクオリティーを求めるならそれこそデジカメやデジイチを使った方が納得の行く写真が撮れると思います。
あくまでもスナップと割り切り、現状iPhone単体でもiPhone 3Gから考えると良いレベルの写真が撮れる事は間違い無いと思いますし、そのカメラが持ってるポテンシャルをワンランク上げる事が出来るカメラAppは素人ながら僕の「写真を撮る」という一つの楽しみをこのOneCamというAppは僕にもたらしてくれたと思ってます。

以前は同じ瀬戸さんの「SquareCam」を愛用していたのですが、OneCamに同じ機能が実装されたので、瀬戸さんからは「これからはOneCamでお願いしまーす」と言われた事もあり、今はこれで落ち着いてます。

あとは... アイコンですね。
今のOneCamはそれまでの黒とシルバーのブラッシュされたアイコンからオフホワイトの白iPhoneを思わせるアイコンに変わりました。
ここでもレビューでは「前のアイコンに戻して欲しい」と書いてありましたが、僕は正直今の方が好きです。
本当に好みの問題になってしまいますが、レンズの中に色が付いてる今のアイコンは僕のツボにハマった所であり個人的には気に入ってます。

retroiphoneapp

iPhoneのカメラAppは本当に星の数って言って良いほどあります。
その中でどれをチョイスするかはユーザーさんの好みです。
ただ、僕は細かいアップデートを繰り返し未だにユーザーのフィードバックを出来る限り実現している瀬戸さんのAppが好きで使い続ける事でしょう。

まさに「OneCam」らしく僕の中で「一つ」のカメラAppです。


▽「AppleWalker」作者である瀬戸さんのブログ兼サポートページ

【Apple】MobileMe 終了

mobilemeendoflife

Appleの個人向けオンラインストレージサービスである「MobileMe」が2012年6月30日をもって終了しました。
元々は2000年に「iTool」としてMacユーザーへのサービスとしてスタートしました。
2002年に「.mac(ドットマック)」とサービス名を改名、年間9,800円の有料サービスとして再スタート。
2011年に「iCloud」が発表され、MobileMeのサービスと置き換わる形で終了がアナウンスされていました。

2008年にはiPhone 3Gの発売と同時に当時の「.mac」から「MobileMe」とサービス名を改名しサービスの拡充を図った時に現ユーザーの移行が正常に行えない不具合とサービスの遅延が問題になり、当時のCEOであるスティーヴ・ジョブズによって「プッシュ」という表現の停止と無料ユーザーと契約者に対してサービス終了期限を90日間延長する処置も取られた事もありました。(その後、再度延長があったと記憶してますが)



僕は純粋にオンラインストレージをしてしか使っていなかったのですが、MobileMeを利用しiWeb経由でサイトなどを公開していた方は移行に戸惑ったと思います。
サービス終了という事で別のサイトやブログサービスに移行を余儀なくされた訳ですし。

前出も言いましたが、僕はオンラインストレージとして使っていましたが、実行速度がお世辞にも速いとは言えず、とうとうサービス終了まで改善する事はありませんでした。
ここは本当に残念でした。
僕は当時のiMac G5を購入時に当時の「.mac」に加入しこのサービスを利用する事になりました。
当時は「Virex」というマカフィーのアンチウイルスソフトを同梱されていたのと「@mac.com」というメールアカウント欲しさに加入したのですが、Virexも早々にサポートが打ち切られ、メールアカウントとサービスの本丸である「iDisk」を主に使う様になりましたが、転送速度が遅いので、最後の方はメールアカウントとMacとiPhone、iPad間のSafariのブックマーク同期の為に使っていた様なものでした。

iCloudで無料5GBという制限はあるものの、現状のサービスやメールアカウントも移行出来る事は既存ユーザーにはありがたい事ですし、iPhoneなのでApple製品に触れこのサービスを使ってる方や、MobileMeを使った事が今まで無かったMacユーザーやWindowsユーザーにもiCloudは概ね好評のようです。



僕はつい最近までSnow Leopardのユーザーでしたが、iCloudのフル機能を使うにはLionに移行する必要があり、マシンのスペック的にも不安がありながらもLionに移行しました。
最近ではようやく慣れましたが、もう今月にはMountain Lionがお目見えするのですね...

僕は「.mac」からのユーザーですからそんなに古いユーザーでは無いのですが、こうしてサービスが終わる事は少なからず寂しいものがあります。



今後はサービスはiCloudに一本化され、MobileMe加入者へサービスされている9月30日まで提供されている20GBのサービスストレージがダウングレードされれば本当の意味でのMobileMeが終了となります。

僕は暫くは無料で使ってみて利用頻度が上がれば有料オプションへの加入も考えてます。
最近ではDropboxを多用している僕ですが、MacとiPhoneやiPadとのオートシンクを考えるとやはり純正サービスならではの強みはやはり感じますから。(^^)